皆さん、こんにちは。
JUNO東京銀座 メンズコーディネーターの重本です。
今回は、メンズコーディネーターの接客以外の仕事についてご紹介します。
メンズコーディネーターというと、ご新郎様へタキシードをご提案する姿を思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろん、お客様とのお打ち合わせは私たちの大切な仕事です。しかし、その一着をご提案するためには、接客以外にもさまざまな業務があります。
その中でも今回は、展示会への参加や買い付けについてご紹介します。
日々の接客を通して感じるお客様のお声やトレンドをもとに、「これからどのようなアイテムが求められるのか」を考えながら展示会へ足を運びます。
例えば、「最近はどのような色味のタキシードが人気なのか」「どんな柄のネクタイや蝶ネクタイがお客様に選ばれているのか」「新郎様らしさを表現できるコーディネートには何が必要なのか」。このような日々の接客で得た気づきを大切にしながら、一つひとつの商品を見ていきます。
展示会では、Errico Formicolaのシャツや、CARSOのタキシード、Atto Vannucciのネクタイ、RING JAKETのタキシードなど、私たちがお客様へご提案しているブランドの新作に実際に触れることができます。
生地の風合いや色味、軽さ、着心地を自分たちの目と手で確かめるだけでなく、ブランド担当者からそのシーズンのコンセプトやものづくりへの想いを直接伺えることも、展示会ならではの魅力です。カタログだけでは伝わらない細かな魅力を知ることで、自信を持ってお客様へご提案することができます。

こうして選んだ一着や一つひとつのアイテムが、数か月後には店舗へ並び、ご新郎様の大切な一日を彩るコーディネートの一部になります。そのため買い付けは、単に商品を選ぶ仕事ではなく、これからご結婚式を迎えるお客様へどのような価値を届けたいかを考える仕事でもあると感じています。

また、私自身がこの仕事を通して目標にしていることがあります。それは、世界最大級のメンズファッション展示会として知られるイタリア・フィレンツェで開催される「Pitti Uomo(ピッティ・ウォモ)」に参加し、自ら買い付けを行うことです。
世界中のブランドやバイヤーが集まるこの場所で、最新のトレンドや本物のものづくりに触れ、その経験をお客様へ還元できるメンズコーディネーターになることが私の目標です。日々の接客で得たお客様のお声を世界の市場へ持っていき、そこで選んだ商品を再びお客様へ届ける。この循環を担えることは、この仕事ならではの大きな魅力だと感じています。
接客だけではなく、展示会や買い付けを通してブランドの魅力や商品の価値を深く知り、それをお客様へ届けることができる。そんな幅広い経験ができることも、メンズコーディネーターという仕事の魅力の一つです。
これからも、一人でも多くの新郎様に「この一着に出会えて良かった」と感じていただけるよう、接客だけでなく、商品選びにもこだわり続けていきたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。